2015年のゴールデンウィークに撮影を行った、神奈川県川崎市の工場夜景の写真をまとめてアップします。
時期的に丁度人もかなり少なかったので撮影はかなりしやすく、とても良い経験になりました。
撮影に行きたい!と思った方は、車での移動と三脚がほぼ必須になりますのでご注意ください。
撮影時間帯は23時~1時半くらいです。
※写真を何らかの創作物に使用される場合、必ず連絡先を明記した上でコメント欄で申請をお願い致します。
まずは撮影場所を求めて・・・
川崎の工場夜景を撮影するにあたって、撮影スポットはそこそこ限られてくる印象を受けました。
遮蔽物が無く工場がよく見え、車がある程度駐停車可能でないと撮影ができないのです。
とりあえず適当に車を走らせて、撮影に適していそうな場所を探し当てます。
まずは川辺にて撮影スタート。
ここから工場まではやや距離があり、肉眼だとこのくらいの距離なのですが・・・
APS-C用の18-200mm望遠ズームだとこれくらいまで寄れます。
この入り組む無数のパイプと闇に浮かぶ灯りが工場の魅力ですね・・・。
奥にはタンクのような設備が。
この複雑に入り組んだ鉄の血管も、全く無駄な物が無いというのが美しいですね・・。
昼間はどうも乗船場らしいく、屋形船が見えました。
川辺だったのでどうしても蚊が寄ってきます。
川に映し出される灯りもまた夜景の魅力。
ここから更に、車で工場が密集しているエリアに移動
川崎の工場エリアを訪れたのは初めての事だったので、探検気分で移動を重ねます。
移動中に不思議な雰囲気の駐車場を見つけたのでついでに撮影。
東扇島A棟倉庫との表記が。
ちょこんとした車が何台も停まっていて何だか可愛らしいです。
敷地内に入ったのではなく、網の目の部分にレンズを擦り付けるようにして撮りました。
この街頭のオレンジの灯りがまたいい雰囲気だったのです。
更に少し移動すると、とんでもなくカッコいい施設が目に入りました。
東燃化学合同会社 管理地との表記が。
この工場の秘密基地感は凄いです。
必要最低限な色彩やパイプの大小のバランス、アクセントの赤ランプ・・・美しい。
丁度ゴールデンウィークだったこともあり、車の出入りも全くありませんでした。
警備員さんに撮影の許可をいただこうと思ったのですが、そのお姿も見当たらず・・・。
この工場の反対側にも、また別の工場の敷地が広がっています。
こんな感じ。
移動中、埠頭エリアに入ってみたところ丁度走り屋の集会が行われていました(汗)
恐らくなんですがゼロヨン(0-400m競争)的な事をされているのかもしれません。
ヤバそうな雰囲気では無かったものの、中を通り抜けて撮影するのも難しそうだったので別の場所へ。
最終撮影地、千鳥橋へ
最終的にたどり着いたのが、千鳥橋という橋です。
このマップ中央部分の橋で、ここだと安定して写真撮影ができました。
撮ってると次第にどこからか他の方もやってきて、三脚とカメラで撮影をし出すという謎の一体感・・・!
このマップ中央部分の橋で、ここだと安定して写真撮影ができました。
撮ってると次第にどこからか他の方もやってきて、三脚とカメラで撮影をし出すという謎の一体感・・・!
この橋は広さもしっかりしており、橋の上からは川と工場が見渡せます。
常に煙を吐き出す煙突。
丁度真上に満月が出るという奇跡的な場面に遭遇。
空に浮いていたのは雲だと思ったのですが、これはなんと煙の塊だったのでした。
周囲は大体これくらいの暗さでした。結構暗く、またもや蚊が居ました。
少し長めにシャッターを解放すると一気にいい感じに。
やっぱりこの・・・・!
水面に光が伸びるこの感じが好き・・・!
で、家に帰ってチェックしてから感じたことなのですが。
橋の上で撮ったせいか、通って行く車の振動を拾って若干ブレてしまっているものがちらほらありました。。
これは非常に残念、やはりこういうシーンでは明るい高いレンズの出番ですね。
なにが「K」なんだろう・・・。
色合い的に、白の中にほんのり緑が入ってるのが淡くて良いですよね~・・。
橋の反対側にもまた工場が。こちらは30秒ほど露光したもの。
歩道部分もしっかりした広さがあり、自分の他にも5人くらいの方がカメラを持ってやって来ていました。
この時ばかりは謎の一体感を感じます。
こちらも長時間露光。これくらいの明るさだと一気に印象が変わりますね。
流れる血液のように、今日もこの工場の中には多くの人が行き交い、そして煙突は煙を吐き出していることでしょう。
撮影を終えて
さて如何だったでしょうか、川崎の工場夜景写真。
自分は工場の夜景を撮りに行ったのは初めてだったのですが、とても良い経験になったと感じました。
特にレンズは、やはりF値の小さい明るいレンズを使うか、もしくは長時間露光を基本に行うと綺麗に撮れる印象です。
安くF値の大きいズームレンズですとズームした時にどうしても一気に安っぽくなってしまうという事を
改めて実感した撮影でもありました。
撮影には三脚が必須なので、夜景を撮影されたい方はお忘れずに。
また撮影に行くのであれば今回のゴールデンウィークのような、何らかの「人が少ないタイミング」がオススメです。
搬入搬出の車も少ないので、ある程度自由に撮影が行えるというのは非常に嬉しい要素でした。
大体コツを掴んだ感じはあるので、是非またいつか近いうちに夜景撮影に行きたいと思っています。
自分はビルのてっぺんの方で光っている「航空障害灯」が大好きなので、そのうちビル群なんかも是非撮りたいですね。
あいろんラジオで使われてた写真あとから編集で色変えてると思ってましたが、違うんですね〜カメラでこんな風に表現できるなんて素敵ですね〜
返信削除素敵な工場夜景です☆写真も美しい☆
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